医療費のしくみ

健康保険を使うと自己負担分を支払うだけで医療を受けられますが、
実際にかかった医療費と自己負担分との差額は、医療機関からの請求によって健保組合が支払っています。
適正な審査と支払いの為、両者の間には「社会保険診療報酬支払基金」という機関が設けられています。

医療費の流れ

病気やケガの為、医療機関で治療を受けた場合、それに要した医療費は、下表のような流れとなっております。

 

  • 【1】 保険料は給与から徴収
  • 【2】 1月に医療機関に受診
  • 【3】 受診者に対する診療・治療・処置・投薬等
  • 【4】 1月診療分を2月10日までに支払基金宛に請求
  • 【5】 【4】の請求に対する支払いを3月20日に実施
  • 【6】 3月10日までに請求
  • 【7】 3月20日までに支払
  • 【8】 4月末日までに支給(自動払いにつき申請は不要)
  • ※ただし、医療機関等の都合により、支給が遅れる場合があります。
皆様に還付している高額療養費・付加給付や傷病手当金等も、
この流れに従って給付を行っております。
高額療養費・付加給付等の給付が、受診後数カ月経過したあとに支給される理由が、
おわかりいただける事と思います。